人生には3つの坂がある

人生には3つの坂がある

~妊娠糖尿病になってしまったアラサー女のブログ~

栄養指導と血糖管理の仕方

こんにちは。

今日は妊娠糖尿病と診断されたあと、

総合病院を紹介され、そこを初受診する話です。

管理栄養士さんによる栄養指導も受けました。

 

 

 

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紹介された総合病院は意外と近く、

最寄り駅は我が家から2駅隣でそこからバスに乗って10分くらいで着きました。

 

 

 

 

でも、あれですね。

総合病院って…難しい…!

 

 

私が人生初総合病院という健康体だったせいもありますが

受付したあとにどこで待っていればよいか、

自分が受診したい科はどこにあるのか全くわからず…。

 

 

本当にここで待ってていいのか、呼ばれるかすごく不安でした。笑

 

 

 

 

 

結局朝一番で予約してくれたこともあり、

先生が来てすぐに呼ばれました。

 

 

 

医師「検査の結果を見ると、妊娠糖尿病ですね。妊婦さんの10人に1人くらいは発症するとされています。ブドウ糖負荷テストはすごく血糖値が上がりやすいテストなので、この数値自体は気にしないでください。」

 

 

 

先生いわく、妊娠すると作られる胎盤インスリンを出すのを阻害するとのこと。

インスリンが体内の血糖値を下げる役割を担っています。

 

ちなみに、私調べですが、日本人は欧米人に比べてこのインスリンが出る量が元から少ないそうです。

インスリンがよく出る=太りやすい

インスリンが出づらい=糖尿病になりやすい

らしく、日本人に糖尿病が多い原因はこのせいらしいです。逆に欧米人は糖尿病は少ないけれど、異常な肥満の人たちがいますよね!

 

 

 

 

出産して胎盤が排出されると改善する人がほとんどだけれど、将来的に糖尿病になるリスクも普通の人と比べると7倍になるらしいので、今から気をつけていきましょうと言われました。

 

 

 

 

 

私自身、病院に行くまでに色々調べた結果、

血糖値を安定させるために分割食(1日の食事を3回ではなく、6回に分ける)にしたり、それでも血糖値が安定しない場合はインスリンの自己注射にしたりするということをイメージして受診しました。

 

 

6回食は慣れるまで大変そうだなー

と思っていたのですが、なんと先生からは

 

 

「まずは3食後の血糖値の測定でいいですよ。6回食にすると面倒くさいと思うんで。」

とのこと。

 

 

しかも

「毎食栄養バランスよく食べてください。糖質を抜くのは絶対やめてください。胎児に栄養がいかなくなりますので。詳しい食事の相談はこのあとの管理栄養士にお願いします。」

 

 

ですって。

 

 

 

 

なんと…!

それじゃあ今とあまり変わらなくない…?

 

治療みたいに何かを劇的に変えるわけではないということが

逆に何をしたらよいかわからず不安になりました。

 

 

 

 

 

更に、

頭に「???」を浮かべる私に先生から衝撃的な一言。

 

 

 

 

医師「血糖値測定なんですけど、自分で専用の器具で指に針を刺して測定してもらいます。

この器具が、本体は無料でレンタルなんですけど、針と測定器は自己負担で購入になります。」

 

 

 

私「(嫌な予感…)」

 

 

 

医師「1回150円くらいするので、1日3回×出産までと思うと結構な自己負担になります。」

 

医師「血糖値負荷テストで2回(1時間後、2時間後両方とも)ひっかかった人は保険適応なんですが、ぽちきさんの場合は1回しかひっかかっていないので、全額自己負担になります。」

 

 

 

………(=д=;)

 

 

 

貧乏性な私は「じゃあやめます」と言いかけましたが

それを見越してか

 

医師「でもやってほしいので、お願いしますね。」

 

 

 

 

ですって……!!!

 

 

 

 

なんという痛い出費…泣

 

お会計の際に診察料+検査キット一式(多分2週間分くらい)合わせて17,000円くらいがふっとびました。

 

 

 

なりたくてなったわけではないけど…

やっぱり健康が1番の節約ですね…。

 

でもこれ、私は食後の1日3回で良いと言われたけれど、

食前食後寝る前の1日7回測る人もいるそうです。

 

もしそれで全額自己負担となるとかなり痛い出費ですよね。

わがままな願いかもしれませんが、補助が欲しい~泣

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに検査キットはこんな感じです。

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自宅ではこの入れ物にいれて一式保管しています。

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使用済みの針と測定器は医療廃棄物となり、自宅では捨てられないので、牛乳パックやペットボトルに入れて、病院に渡します。

 

 

 

初回検査に行く人は気をつけて頂きたいのですが、

結構荷物になるので、大きめのバッグで行くことをお勧めします。

 

そしてお金も多めに持っていくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで次は栄養指導。

 

ここ数日の食事内容を書いた紙を見せて指導してもらうのですが

 

管理栄養士さんからは

「先生からはぽちきさんの場合は1日1900~2000Kcalを摂取するように言われています。基本的な内容は大丈夫そうですが、これだとカロリーが足りないので、1食につきご飯は200gくらい食べるようにしてください。」

とのこと。

 

 

 

え!?減らすどころか足りてないの!?しかも炭水化物が…!?

 

と、ますますわけがわからなくなりました。

 

 

あとはこのときつわりの気持ち悪さが終わったばかりで

真っただ中のときはフルーツを良く食べていたので、それも減らすように言われました。

 

 

 

この食品グループ表をもらったのですが

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炭水化物を思った以上に食べる必要があってビックリ。

たんぱく質はそれなりに意識していたのですが、まさかの炭水化物不足。

 

 

 

 

 

 

聞くところによると、

3食しっかり食べて、間食をなくし、3回とも同じくらい血糖値を上昇させることが必要だそう。

なるほど~。

 

今まで私は食事に気をつけているつもりでも、誤った気をつけ方をしていたかもしれないとこのとき初めて反省しました。

具体的にどこが間違えていたかは次回のブログで書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

そしてこの日は最後に眼科に回され、合併症の網膜症になっていないか検査して終了。

瞳孔を広げる検査だったので、帰り道がまぶしくて危なかった~。

網膜症は平気みたいです。また年末に検査します。

 

 

帰ってからペットのインコと遊んだのですが、

顔が白色の子なので、顔だけ発光して見えてちょっとおもしろかったです。笑

 

 

 

 

朝一の受診後、眼科は午後しかやっていないと言われ、1日がかりになってしまって本当に疲れました。。。

 

 

 

 

それにしても栄養バランスを考えた食事をとるだけで本当に血糖値が安定するのかものすごく不安に思ったことを覚えています。

しかも3回食のまま炭水化物を増やせなんて…なんか矛盾してない?とさえ思いました。

 

 

食事療法を続けていると血糖値が基準を超えてしまうことも何度もあり、

未だに数値で一喜一憂してしまうダメな患者の典型なのですが

なるべく食事を記録して同じ過ちは繰り返さないように気をつけています。

 

 

 

この間のご飯記録です。

*朝

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佐藤健がCMしてたマヨネーズで土手を作って卵を落として焼くやつやってみたけど、卵が固まる前にパンが焦げました。笑

 

美味しかったけど上手く作るコツがわからん…!笑

食後2時間後の血糖値は90なのでOK。

(120以下ならOK)

 

 

 

 

*昼 10月10日は戌の日だったので、お参りして夫とランチしました。

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私の場合、意外とイタリアンのランチは基準値を超えません…!

サラダとかがついているからかな。助かるーTT

 

 

 

 

 

*夜

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鮭のホイル焼きにこれでもかというくらいきのこ類をぶちこみました。

さっきの食品表によると、きのこ類と海藻類は制限なく食べて良いらしいです。食物繊維が豊富で吸収をゆるやかにしてくれるため、血糖値の急上昇を抑えてくれる強い味方です。

血糖値もクリア!

 

 

 

 

 

 

 

血糖値クリアの食べ物ばかりを載せてしまったので、

次回は基準値を軽々と超えた通称「悪魔の食べ物」と私が勝手に呼んでいる食材も紹介したいと思います。笑